紹介
最近では、「ホカンス(ホテル+バカンス)」という造語が登場するほど、ホテルやリゾートそのものが旅行の目的地になる場合も多い。そんなトレンドに合わせてオープンしたのが、ヒルトン釜山「エターナルジャーニー」だ。本は、リラックスするための効果的な手段だからだ。
釜山・機張郡のヒルトンホテル内にあるエターナルジャーニー(Eternal Journey)は、カフェ、レストランなどが入るアナンティコーブタウンの中にある。足を踏み入れると、「本の価値」に対するエターナルジャーニーの独特な哲学があることが分かる。500坪あまりの空間に、2万冊以上の本が陳列されている。書架の構成もありきたりのものではない。通常の本屋と違って、ベストセラーや新刊のコーナーを思い切って無くしたのが特徴だ。
約55のテーマで構成されていて、自分に合う本をすぐに見つけられるようになっている。旅行書籍の近くには水着が、音楽関連書籍の隣にはピアノもある。子ども向けの本は、低いテーブルにぬいぐるみと一緒に並んでいる。本好きの人なら、空間そのものの特別な雰囲気を十分に満喫できるはず。
書店の入口にあるカフェでティーやスイーツが味わえるほか、書店の一角には子ども向けのスペースが別に設けられている。アナンティタウンの中にも有名なレストランやカフェが入店しており、爽やかな海の風景を満喫しながら食事と散策が楽しめるため、家族連れの旅行客に人気がある。
エターナルジャーニーでは、オリジナルの展示会をはじめ、毎月「深夜書店」や「ブックトーク」、読書会などのイベントも行われている。本だけに集中できる時間を満喫でき、各分野の専門家の話が聴けるプログラムも開かれているので、参加してみるのも良いだろう。もちろん、本をあまり読まない人にも、この空間は十分に魅力的だ。本のテーマに合わせて写真や美術作品、グッズや小物なども展示・販売しているので、誰でも楽しい時間を過ごせる空間となっている。
本の中に旅立つ
忙しい日常から離れ、ゆったりとした癒しの時間と知的好奇心を満たしてくれるエターナルジャーニー。ここでなら、「ブッカンス」を一年中楽しめそうだ。様々なテーマのある本棚を眺めていると、自分でも知らなかったお気に入りを見つけられるかもしれない。