紹介
混乱する歴史の只中で国を救うために、そして民主主義を守るために、何度も抵抗を続けた偉大なる釜山市民たちの魂。護国の勇士と民主の英霊の精神が今も息づいているのが、この中央公園・民主公園なのである。
かつての「大青公園」と「大新公園」が統合されて「中央公園」に園名が変更されてから、市民広場と彫刻公園などが造成され、1999年10月16日には民主公園が開園した。民主公園は、民主抗争記念館を中心に日本植民地時代の抗日闘争から4・19革命、釜馬民主抗争、6・10民主抗争へと続いてきた釜山市民の民主主義の精神を象徴する空間である。
中央公園の市民広場を抜けて彫刻公園をひと回りすると、4・19広場に出る。独裁打倒と民主主義を守るために声を上げて権力に立ち向かった4・19民主革命の犠牲者慰霊塔と英霊奉安所がある。4・19広場から民主公園の民主抗争記念館に続く階段を上ると、民主化運動の犠牲者を追悼する空間である慰霊のひろば(追悼の場)に出る。追悼のオブジェ「民主の名」の前でしばし追悼の時を持ち、犠牲となった人々の志を胸に刻む。
民主化抗争記念館の建物の上には、「民主の松明」がある。民主化のために犠牲となった名もなき人々を表しており、それぞれの小さな玉が一つになって光を放っているように見える。ぐるりとスロープを上った2階の展示室には、「ヌルピョルチョボイムバン」がある。民主抗争の歴史的な流れがわかりやすく紹介されている。「大韓民国の主権は国民にあり、すべての権力は国民から出る」。展示を見ながら、思わずそう呟いている自分に気付く。3階の企画展示室「チャブンピョルチョボイムバン」では、4月、5月、6月、10月の記念日に合わせて企画展が開かれる。 また、400席の中型シアターと釜山唯一のブラックボックス小劇場があり、多彩な企画公演も上演される。
民主公園の向こうには、忠魂塔に掲揚されている太極旗が見える。祖国のために犠牲となった釜山出身の愛国戦没勇士たちの英霊を祀る神聖な慰霊塔だ。かなり高いところにあるため、周辺のどの場所からも見える。釜山の全景を一望できる、都心を代表するランドマークとなっている。
韓国民主主義の発展の中心に、いつも釜山があった。
大勢の名もなき人々を追悼しながら、現在享受している自由と民主主義に感謝する時間を持つのもいいかもしれない。
** 民主公園は晩春、満開の八重桜で華やかに彩る花見スポットとしても知られている。釜山で八重桜は4月中旬から4月下旬に咲き、その名前の由来は花びらが重なって咲くことからきている。公園のあちこちで咲き誇る美しい八重桜を眺めながら散歩を楽しむこともおすすめだ。
中央公園
電話 +82-51-860-7800
住所 釜山広域市西区望洋路(マンヤンロ)193番ギル187
民主公園
電話 +82-51-790-7400
住所 釜山広域市中区民主公園(ミンジュゴンウォン)ギル19
ホームページ http://www.demopark.or.kr/japan/main/sub_demopark.asp
利用案内
- 営業時間
- 忠魂塔:09:00~18:00(11月~2月は17:00まで)
民主抗争記念館:09:00~18:00
民主公園:09:00~18:00
- 休み
- 中央公園‧忠魂塔:年中無休
民主公園:毎週月曜日、祝日(ただし、祝日が月曜日の場合は翌平日)
民主抗争記念館:毎週月曜日、1月1日、旧暦1月1日・秋夕当日
- 料金
- 無料(駐車料金は有料)
- アクセス
- 都市鉄道:1号線草梁駅1番出口→508番バスに乗り換え→民主公園下車、徒歩6分
1号線東大新駅3番出口→マウルバス中区1番に乗り換え→民主公園下車、徒歩5分
バス38、43、508、70番で中央公園・民主公園下車
駐車:中央公園・民主公園公営駐車場
- 設備
- 車いす使用者用駐車施設、 車いす使用者用エレベーター、車いす利用可能
- 電話
- 중앙공원 051-860-7800
민주공원 051-790-7400